白根のお仏壇について
沿革
江戸時代の中頃(1688年~1704年)に宮大工、長井林右ェ門が京都方面から、その技術をとり入れて京型の仏壇を造りさらに自分の工夫で彫刻をして白木の仏壇を完成させた。これが白根仏壇の始まりと伝えられています。さらにその後白根独特が産み出され、木地、彫刻、金具、塗り、蒔絵の5つに分業化して完全な産地形成が確立されました。
なお、明治の中頃には「白根仏壇同業者組合」を結成したとされております。昔の人の努力の積み重ねによって全国にその名声を高め、昭和50年「白根仏壇協同組合」を設立、昭和55年10月に「新潟白根仏壇」として、伝統的工芸品の指定を受けました。
伝統的工芸品はこのような基準で指定されています。